朝鮮人の特攻隊員を弔うことから始まり、韓国全体の戦争犠牲者の慰霊碑建立に発展する実話「夢のあとさき−−帰郷祈願碑とわたし」(三五館)を女優の黒田福美さんが今夏、出版した。

26日午後2時から福岡市中央区天神のアクロス6階会議室で講演会を開催し、黒田さんがこの間の苦節を語る。

黒田さんは1980年代からしばしば韓国を訪れ、放送、著作物、講演で隣国への理解を深めても…

https://mainichi.jp/articles/20170824/ddl/k40/040/353000c


1本の映画がきっかけで一挙に花開き、現在もコンスタントに活躍する黒田のもう一つの顔は、「親韓」。

7月21日には、26年前に夢に見た、太平洋戦争で日本人として散った朝鮮人特攻兵を追ったエッセイ「夢のあとさき──帰郷祈願碑とわたし」(三五館)を上梓した。

「10年前、私財を投じて慰霊碑を建立しようとした当初は“日韓の架け橋”と好意的な評価でした。ですが反日デモ隊に二度も倒され‥‥などの現実を残しておかなければと思って、1年半仕事を休んで机に向かいました。マネージャーは『もったいない!』と言っていましたけどね(笑)」

http://www.asagei.com/excerpt/86600