2017年8月26日、中国のポータルサイト・今日頭条に、外国人がうらやむ中国独自の10の習慣について紹介する記事が掲載された。

1つ目は「お湯を飲むこと」だ。衛生環境が悪かった時代の欧州では、飲用水からさまざまな病気が発生したが、お湯を飲む習慣の中国では大規模な疫病は発生していないという。

2つ目は「貯蓄」だ。中国人の貯蓄率は世界平均の2倍ほどであり、昨年はクウェート、カタールに次ぐ世界3位だったという。

3つ目は「カバーをすること」だ。中国人は家具でも本でもなんにでもカバーをつけるので、いつまでもきれいな状態を保てるという。

4つ目は「メモを取ること」だ。歴史書から家系まで何でもメモをするのが伝統だという。

5つ目は「節約」だ。ネットショッピングを利用して安いものを買うほか、中古品を仲介するサイトもある。

6つ目は「野菜を植えること」だ。ほんの少しのスペースがあれば、ベランダでも空地でもそこに野菜を植える。

7つ目は「トイレ」だ。西洋には昔、トイレがなく街中が臭かったが、中国には昔からトイレがあったと主張した。

8つ目は「日焼け防止を重視すること」だ。皮膚病や老化の防止に役立つという。

9つ目は「箸で食事をすること」だ。ナイフとフォークより使うのが難しいが、箸での食事の方がカロリー摂取を抑えられるという。

最後は「午後6時ころに夕食を食べること」だ。西洋では9時ころが普通だが、早く夕食を食べることでダイエットになるという。

これに対し、中国のネットユーザーから「野菜を自分で植えるのは、その方が安心安全だからだ」「貯蓄はせざるを得ないのだよ。病気になって貯蓄がなかったら死ぬのを待つだけだから」などのコメントが寄せられた。

また、「最初の6つはもう失われた習慣だな」という意見や「それともう1つ。食事はにぎやかに食べることだ」という主張もあったが、あまりににぎやかすぎるため、海外ではあまり好まれないのではないだろうか。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b188650-s0-c60.html

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写真は中国銀行。