韓国のKBSの記者協会が28日から制作拒否に突入しました。

KBS記者協会にはソウル本社の記者とカメラマン277人が属しています。

明日以降、全国のKBSの記者ら、合わせて470人余りが制作拒否に入る予定です。

このため、28日から、夜9時のニュースを除くすべての時事番組は放送休止となる見通しです。

記者協会はこの日、宣言文を発表、「公共放送KBSのニュースは急速に墜落し、公共放送の根幹である信頼性と公正性は地に落ちた」としたうえで、「一次的には社長の退陣を要求し、最終的な目標は視聴者の信頼を回復することだ」としました。

一方、全国言論労働組合MBC本部は24日から総ストライキの賛否を問う投票を行っています。

投票は29日まで行われ、可決されれば来月4日からストライキに入る予定です。

全国言論労働組合MBC本部は、労組破壊工作の中止、公正な放送に向けた団体協約の締結などを求めています。

http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=64869&;id=Dm

http://worldimg.kbs.co.kr/src/images/news/201405/140519_kw_45.jpg