在日コリアンは複雑な思いで受け止めた。

大阪市生野区のコリアタウンでソウル出身の妻が営む韓国料理店を手伝う在日韓国人3世の男性(67)は「ミサイル発射は逆効果で、撃てば撃つほど国際社会から孤立するのではないか。金正恩体制は保身ばかりを考えているように見える」と話した。

男性の長女は、北朝鮮との国境近くの韓国北東部、江原道(カンウォンド)で生活しており、「緊張状態の打開策はないと思う。状況は悪化する一途なのでは」と悲観した。

韓流グッズ店の20代の男性店員は「自分のルーツは北朝鮮。対立が続くのはよくないと思う」と話した。【藤河匠】

https://mainichi.jp/articles/20170829/ddf/041/030/002000c