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2017/09/02(土) 01:30:32.77ID:CAP_USERかつて後頭湾村では2千以上の世帯が漁労を営み、30年前にはまだ活気があった。しかし、1990年代初め頃には大規模漁業の発展により村の生業が圧迫され、住民は生まれ育った地を去るようになったのだ。2002年、後頭湾村は完全に無人となった。
すると、豊富な種類の亜熱帯植物は人間が立ち退いた家屋の中ですぐさま繁殖を始め、やがて漆喰の壁や屋根は幾重もの葉に覆われるようになった。窓の開口部から覗き込むと家具や日用品が見えるが、その姿は、手入れをしてくれる主人を失ってから徐々に朽ち果ててきている。この素晴らしいエメラルド色の無人村は、今や観光客や写真家にとっての楽園なのだ。
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https://jp.sputniknews.com/life/201709024042393/