北朝鮮、韓国政府の「制裁・対話並行論」を連日批判

北朝鮮が連日、韓国政府の対話提案を猛烈に非難している。朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は1日、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「制裁・対話並行論」について「客観的現実についての認識能力が甚だ弱く、論理的判断力が完全にマヒしたとしか思えない。精神医学的鑑定から受けてみる方がよさそうだ」と主張した。

また同紙は、「韓半島(朝鮮半島)で戦争だけはいけない」という文大統領の発言について「手では戦争のかまどに薪をくべ続け、戦争の火をたきつけながら口では(戦争は)だめだと叫んでいるのだから、精神がおかしくなったか、いかれたふりをしているのか、二つに一つ」と評した。

前日の8月31日にも、労働新聞は「南朝鮮の政権勢力が口癖のように騒ぎ立てている対話音頭が、どれほど荒唐無稽でデタラメじみた話であることか」「南朝鮮当局が持ち出す対話の条件というものは、北南関係において到底成立し得ない内容」「食べられない料理をこしらえて宴に招待するようなもの」という表現を使って非難した。

キム・ミョンソン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/02/2017090200454.html