2017年09月08日
森本元防衛相「韓国で原子力潜水艦導入?日本は…」(1)
http://japanese.joins.com/article/203/233203.html
――北朝鮮は潜水艦からも核ミサイルを撃つことができるSLBM潜水艦(クジラ級)を開発している。どんな脅威となるのか。
「韓国や日本は北朝鮮のミサイルが北側から飛んでくると考えて備えている。韓国にTHAADを配備する際もそれを考慮した
のではないのか。ところが、潜水艦が隠密に北朝鮮の外に出てくればどうするのか。どこから攻撃してくるか分からない。
また、韓国と日本の海上交通路にとっても非常に大きな脅威になる」

――韓国がそんな北朝鮮の潜水艦の脅威に対応するために原子力潜水艦を導入するとしたら日本の立場はどうか。

「韓国が決める事であって、日本が特に何か言うことではない。すべての国家が原子力潜水艦を持ちたがっている。
一度燃料を充電すれば2年以上の作戦が可能からだ」

――それでは日本はなぜ原子力潜水艦を建造しなかったのか。

「日本は1992年に原子力船『むつ』を試験的に建造した。しかし、その後は原子力潜水艦建造について議論したことはない」

――北朝鮮が駐日米軍基地を撤退しなければ核兵器で攻撃すると日本を脅迫したら、どのように対応するか。
原爆の経験がある日本国民が米軍撤退を要求しないか。

「沖縄周辺一部住民が撤退を要求するかもしれないが、多くの国民はしないだろう。日本政府が心配する水準ではないとみる。
日本は北朝鮮のそのような脅迫に動揺しない。かえって日本と米軍は軍事力をさらに高め、対処するだろう」
「もし北朝鮮が攻撃するならば日本は当然防御措置を取るだろう。『日米安保条約』により可能だ。
日本の外では米軍が防御するだろうが、駐日米軍基地も日本の領土だから日本が防御する。
そのように互いに作戦権限を分けることで合意した」