2017年9月1日、中国のポータルサイト・今日頭条に、外国人が中国についてうらやましく思っていることについて紹介する記事が掲載された。

記事では、実際に中国に来ている外国人に、中国についてうらやましく思うことについてインタビューしている。中国旅行に来たという米国人男性は、「中国人のスリムなところ」がうらやましいという。肥満は米国の普遍的な問題であり、中国は豊富な美食があるのに太っていないことがうらやましいという。

また、高校卒業したばかりという3人の米国人は、「中国人はたくさんの美食を食べられること」がうらやましいと回答。特に火鍋はみんなで食べて自分の好きなものを取れるところがいいという。

中国へ留学に来たというロシア人女性は、「便利な公共施設」がうらやましいという。特に上海の交通システムが非常に便利で、モスクワに帰ると少し慣れないと語った。

英国人男性は、「レストランでのサービス」がうらやましいと語った。英国では料理を注文したら基本的に放っておかれるが、中国では注文後もたびたびテーブルに来て、満足しているか、何か手助けが必要か聞いてくるので、とても親切だと感じるという。

これに対し、中国のネットユーザーから「外国には何もうらやむようなものがないんだよ。外国崇拝はもうやめるべきだな」「こんなにも大きくて人口の多い国がここまで発展したのはすごいことだ」など、自画自賛するコメントが寄せられた。

しかし、「でも私は外国の福祉と資本主義がうらやましい」「中国旅行に来た人に中国メディアがインタビューしている。外国人は社交辞令を言っているだけだと分からないか?」という意見もあり、必ずしも中国が良いところとは限らないとの冷静なユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b189330-s0-c60.html