http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170903/K10011124371_1709031414_1709031415_01_02.jpg

これまで北朝鮮はことし5月に中国の北京で開かれた、巨大な経済圏構想「一帯一路」をテーマにした国際会議や、去年9月に浙江省の杭州で開催された主要20か国の首脳らが出席するG20サミットなど、中国にとって重要な外交イベントが開かれるのと同じタイミングで弾道ミサイルを発射していました。

中国では3日から、ロシアやインドなど新興5か国でつくるBRICSの首脳会議が南部の福建省アモイで始まり、来月18日から5年に1度の共産党大会が開かれる前の外交上の総仕上げの行事と位置づけていました。

それだけに今回の人工的な揺れが核実験だった場合、中国は顔に泥を塗られた形になり、今回の会議の中などで、この問題がどう話し合われるのか、また、中国が今後、どのような対応を示すのか注目されます。


9月3日 14時51分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170903/k10011124681000.html