【モスクワ共同】ロシア外務省は3日、北朝鮮の6回目の核実験について「国連安全保障理事会の決議や国際法を軽蔑するものであり、最大限の非難に値する」との声明を発表した。

一方、朝鮮半島情勢の安定化に向け、関係国による即時の対話再開も呼び掛けた。

声明は「世界の核不拡散体制を破壊する北朝鮮指導部の行動は、世界や朝鮮半島、地域全体に深刻な脅威をもたらす」と遺憾を表明。「同様のことを続ければ、北朝鮮自身に深刻な結果をもたらす」と指摘した。

その上で、全ての関係国が「さらに緊張を高めるような行動を自制すべき」と強調し、威嚇の応酬を続ける米国と北朝鮮の双方をけん制した。

https://this.kiji.is/277026655959008757?c=39546741839462401


【北朝鮮核実験】露外務省「最大限の非難」

【モスクワ=黒川信雄】ロシア外務省は3日、北朝鮮による核実験について「国連安全保障理事会の決議や国際法を軽蔑するもので、最大限の非難に値する」とする声明を発表した。

一方で声明は、さらなる緊張の高まりを招く行為は「自制」するべきだとも主張。関係国に「朝鮮半島問題を解決できる唯一の手段」としての外交交渉に立ち戻るよう呼びかけた。

http://www.sankei.com/world/news/170903/wor1709030076-n1.html

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