中国民用航空局(民航局)は8月31日、定時運航率が基準を満たさない北京首都国際空港と上海浦東国際空港に対し、増便申請などの受理を停止する処分を科すと発表した。

首都空港は8月30日から2018年2月28日までの期間、増便、チャーター便運航、路線増設の申請が停止される。4〜7月の定時運航率が4カ月連続で基準を満たさなかったため。

浦東空港も8月30日から12月31日までの期間、同様の罰則が科される。2〜5月の4カ月間と7月にそれぞれ定時運航率が基準を満たさなかった。

7月の定時運航率が基準に達しなかった天津浜海国際空港には警告を行った。

このほか、定時運航率が低い航空会社の処分も発表した。

タジキスタンのサモンエア、アフガニスタンのアリアナ・アフガン航空、キルギスのエア・マナスの3社に対しては8月30日から11月30日までの期間、増便、チャーター便運航、路線増設の申請を停止。

河北航空や深セン航空、パキスタン航空、モンゴルのフンヌ・エアなど15社にも警告を出した。

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