朝鮮日報日本語版


「女性も軍隊に行くべきだ」という大統領府請願に対して4日間で8万3000件を超えるインターネット署名が集まった。

先月30日、大統領府ホームページの国民請願掲示板には「実質的に男性だけに課せられているような国防義務履行から脱し、女性も義務履行に参加できるよう法律を改正すべきだ」というスレッドが立った。

このスレッドを立てた人物は「現在の状況を見ると、主敵・北朝鮮と敵対しており、日中露という大国に囲まれているため、必然的に徴兵制を続けるしかない。しかし、その徴兵制の根幹は男性だけに課せられている。だが、女性も『男性と同じか、それ以上の能力を持っている』と男女平等を主張しているではないか。それなら、女性にも男性と同じように兵役を義務付けるべきだ。国が現役兵と予備役に恩恵を増やすなら、義務を果たした者なら男女差別なく同じく恩恵を保障されるなら、その方がいいのではないか」と主張している。

この人物はまた、「女性の徴兵について、女性の身体差うんぬんで合格しないというなら、今行われている女性幹部兵士の募集や女性警察官の募集も停止すべきだ。社会に出て、企業に入っても、女性は身体的に弱く大きな制約を受けるとして男女間の就職差別があっても、理論上は何も言えなくなるだろう」と主張した。

このスレッドは掲示板に掲載されてから二日で「ベスト請願」になり、現在8万3000件の署名を集めている。


2017/09/04 10:49
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/04/2017090401184.html