タイ南部バンガー県の警察当局は9日までに、県内の小島で
14歳少女が40人もの男に強姦(ごうかん)されたと訴える事件が起き、捜査していることを明らかにした。

同県の副知事はCNNの取材に、少女は今年3月に被害を最初に届け出て、
その後、昨年5〜12月にも多数回にわたって暴行されたと説明したという。
少女は現在、15歳になっている。

県の検察当局は容疑者3人を逮捕、起訴したとしている。
ただ、全ての容疑者は同島出身者でないため捜査が難航している。
警察幹部は浮上している他の容疑者の人数について触れなかったが、40人とは考えていないと述べた。

地元紙「ネーション」は、男1人によるレイプは少女が自宅に独りで居た際に発生したと報道。
その後、近くの納屋に連れ込まれて薬物を飲まされ、集団暴行を受けた。
被害者の両親はゴム園で夜間働き、少女が独りきりになることが再三あったという。

小島の居住者は100人程度の狭い地域社会で、全員が家族同様の付き合いをしているという。
村民の大半はゴム園で働いたり、漁業を営んでいる。

副知事によると、少女が加害者と主張する容疑者は多くの村民と血縁関係などを持つ。
村民の多数は事件に衝撃を受け、何かが起きたら知れわたるとその発生自体を否定しているという。

少女の一家は今年8月4日、身辺の安全を考え島を離れた。
脅迫や嫌がらせもあったとの情報があり、警察が保護下に置いているという。

以下ソース:CNN 2017.09.09 Sat posted at 18:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35107035.html