15日、北朝鮮がミサイル挑発を強行すると対応レベルで韓国軍が実施したミサイル発射が2発中1発は失敗したということが分かった。今日午前6時57分ごろ、北朝鮮がミサイルを発射すると6分が過ぎた午前7時3分、韓国軍は東海岸で北朝鮮の挑発原点を想定して「玄武(ヒョンム)2A」ミサイル2発を発射した。 

  1発は250キロメートルを飛行して目標ターゲットに命中したが、他の1発は発射して数秒後に東海(トンヘ、日本名・日本海)上に落下した。発射失敗にともなう被害はないということが分かった。 

  玄武2Aミサイルは有事の際、北朝鮮の核とミサイル施設を破壊する韓国軍の核心戦力と知られている。しかし、今回の発射失敗で北朝鮮に対する対応能力に疑問が提起されている。韓国軍関係者は「今回のように発射数秒後に墜落した事例は初めて」としながら「現在、原因を分析中」と明らかにした。

[ⓒ 中央日報日本語版]2017年09月15日 14時44分
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玄武2Aミサイル。(写真=陸軍提供)