ベトナム戦争のおさらい
アメリカがはじめて負けた戦争

ベトナム戦争は、アメリカがはじめて負けた戦争として有名ですよね
勝手わからないジャングルで苦戦するアメリカ兵
大規模な空爆をしたにも関わらず、効果が上がらない
焦るアメリカが非人道的な枯葉剤を散布し、後世に残る被害をベトナムにもたらしたことも有名です

そもそもこの戦争はどこの国と、どこの国が戦ったのかあまり知られていません
そして、なぜアメリカはベトナムでの戦闘に参加していったのでしょう
このあたりの基本的なことをこれから説明します

もともとは、南ベトナム国内での民主化運動だった

ベトナム戦争は、社会主義化をすすめる北ベトナムと、民主主義を守る南ベトナムとの戦争というイメージはありませんでしたか?
実は、ベトナム戦争は、もともとは南ベトナム国内で、弾圧されていた民衆が腐敗した政府に反対する民主化運動だったのです
それが、アメリカの介入により、北ベトナムと南ベトナムへの戦争と発展してしまったのです
ベトナム戦争の話の前に、ベトナムが北と南に国が分かれていた背景を先に説明します

日本の敗戦により、北ベトナムが独立をした

日本の敗戦により、ベトナムは独立を果たすはずだったのですが、戦前にベトナムを支配していたフランスの抵抗によって、
南ベトナムは独立をすることが出来ませんでした
そのため、当初は北ベトナムだけが独立を果たせたのです