北の核・ミサイルに「やめろ」
全国5カ所で日本社会にアピール

朝総連には「目覚ませ」

民団は15、16の両日、全国5カ所で「北韓の核・ミサイル挑発を糾弾する示威行動」を行った。北韓に核放棄や挑発の停止を求めるのと同時に、朝鮮総連には、北韓に対して声をあげよと呼びかけた。沿道の日本人に向け、民団の立場を強調する場面もあった。

【関東・東北】

16日、「北朝鮮の核実験を断固糾弾!」と書かれた横断幕を先頭に、約600人が3組に分かれ、日比谷から銀座まで、都心を1時間にわたって行進した。

シュプレヒコールは「北朝鮮は核開発を今すぐやめろ」「北朝鮮の弾道ミサイル発射を許さないぞ」「北朝鮮は世界平和を脅かす戦争挑発行為を直ちに中止せよ」「朝鮮総連は北朝鮮の核とミサイル開発の抗議に立ち上がれ」「北朝鮮は、拉致した韓国人・日本人を直ちに帰せ」の5種類。全国の会場で、同じ文言が使われた。

15日に北韓がミサイル発射実験を強行した直後のデモということもあり、参加者たちはより強い怒りを抱いて訴えた。

宣伝カーからは、デモ隊の主体が民団であること、核実験やミサイル開発に反対であることなどもアナウンスされた。今回の抗議を行った背景には、日本社会で北韓への怒りが高まる中、在日韓国人も同一視されかねないという憂慮があった。それを払拭するため、民団は「金正恩体制に忠誠まで誓う朝鮮総連」との区別をはっきりさせた。

参加者からは「本当に今日このタイミングでやってよかった」「思った以上に各地から人が集まって、民団の底力を実感した」との声が聞かれた。

【中北】

16日、名古屋市の白川公園で、300人(主催者発表)が集まって集会を開き、1キロ超にわたって市内中心部を行進した。地元愛知県のほか、遠く富山県からの参加者もいた。

地協の会長を兼務する朴茂安・民団愛知県本部団長は「今後は日本人とともに、蛮行に抗議したい」と述べた。同県本部の趙鐵男事務局長は「雨の中、本当はもう少し参加者が減るのではないかと思った。しかしこれだけの人が集まってくれた。普段から『自分たちは朝鮮総連とは違い、核・ミサイルに反対だ』と声をあげたかった人が多いのだと思った」と述べた。

ソース:統一日報 2017年09月22日 01:38
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大阪
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