Record china配信日時:2017年10月7日(土) 13時30分
http://www.recordchina.co.jp/b193006-s0-c20.html

2017年10月6日、中国メディアの新華網が、東芝が6分間の充電で320キロ走れるリチウムイオン電池を開発したと伝えた。

この電池には、通常負極材に使用される黒鉛ではなく、チタンニオブ系酸化物を採用しており、大容量で急速充電が可能だという。一般的な小型電気自動車のバッテリーは、30分の急速充電で80%しか充電できなかったが、この新リチウムイオン電池なら6分間の充電で90%充電でき、東芝が実験に使用した小型電気自動車では、6分間の充電で320キロ走行できたという。

この新電池は、充放電を5000回繰り返しても90%以上の電池容量を維持可能で、マイナス10度の環境でも急速充電が可能だ。

これに対し、中国のネットユーザーから「真の技術は日本人の手にあるんだな。でも日本の自動車メーカーは電気自動車用の電池はうれしくないだろうな」と日本の技術力を評価するコメントが寄せられた。

また、5000回の充放電が可能ということで、「10年も使えたらたいしたものだ」というユーザーがいる一方で、「あんまり充電時間が早いと爆発が心配」という声もあった。

ほかには、「電気自動車の春がもうすぐやってくるな。東芝は不利な状況から脱するのだろう」、「電池の問題が解決されれば、電気自動車がガソリン車にとって代わるだろう」という意見もあり、今後は電気自動車の時代になると感じたユーザーが多いようだった