神道は、山を神が宿る場所と考えたり、山そのものを神に見立てたのが初期の姿だろ。
その神に、田植えと収穫の時期に集落に下りて来てもらい、供物を捧げて豊作を願った。
山の麓に社殿やなんかを建てて、常時お祀りするようになったのはずっとずっと後の話だ。
京都の稲荷も秦氏が創祠したというが、それ以前の歴史がある。
だから創祠に関する伝承が二筋(荷田氏と秦氏)残っている。