韓中通貨スワップひとまず終了…交渉はずっと
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送稿時間| 2017/10/11 07:23(ソウル=聯合ニュース)チェ・ユンジョン記者=韓国と中国が560億ドル規模通貨スワップ協定満期延長に
合意できなくて結局10日深夜12時基準として協定がひとまず終了した。
サード(THAAD・高高度ミサイル防御体系)配置で引き起こされた両国間外交的葛藤が障害物だと見られる。

11日韓国銀行などによれば韓国と中国は協定満期日である10日まで実務協議をしたが、延長の有無を発表できなかった。
韓国政府関係者たちは満期日にも協議中であるから最終発表がある時まで慎重に待ってほしいという立場を繰り返した。
キム・ドンヨン経済副総理兼企画財政部長官は記者たちと会って"協議中で相手方がある問題と今何と話すのが難しい"として"中国も
元の基軸通貨、国際化と関連して(通貨スワップ延長に)関心が多い"と話した。

彼らはまた、協定満期が過ぎた後にも交渉が続く可能性があることを示唆した。
イ・ジュヨル韓国銀行総裁は"既存協定が満了する前に協議が終えられればより良いがそうでないこともあり得る"と話した。

中国内では当局の立場が全く出てこない。 韓国マスコミの報道を引用して韓国が延長の有無を置いて焦るという官営媒体一部報道だけある。
こうした中官営環球時報は最近韓中通貨スワップ重要性を強調しながらも実効性に疑問を提起する国策研究機関当局者発言を紹介した。
中国と通貨スワップは2008年12月合意した後2009年4月正式締結して以来約8年余りで終了した。

先立って米国と日本と結んだ通貨スワップも終了するにつれ我が国が通貨スワップを締結した国家は4ヶ国に減った。
この中アラブ首長国連邦は昨年10月満期が過ぎたが、延長に原則的に同意して交渉中だ。

通貨スワップ規模は領域内金融安全網である'チェンマイ イニシアチブ'(CMIM)を通した多者間通貨スワップ384億ドルを含んで全662億ドルに減った。
通貨スワップは非常時外国為替流動性確保のためのものであるから終了しても直ちに変化するのは大きくない。
ただし韓中通貨スワップ協定にともなう韓国と中国輸出入企業貿易決済支援が中断されることになる。