自然科学分野で日本人躍進も将来は…「中国が受賞ラッシュ」とも

http://www.sankei.com/life/news/151008/lif1510080043-n1.html
一方、世界で存在感を増しているのは中国だ。90年代の論文数は日本の半数
以下だったが、06年には日本を抜き驚異的なペースで増えている。
「米国に大挙して留学生を送って最先端の科学を学ばせ、論文を大量生産している」(伊神氏)
からだという。戦後の日本と同じ構図だ。

 東京工業大の調(しらべ)麻佐志准教授(科学技術社会論)は「あと10年くらいすると、
中国にノーベル賞ラッシュが当然、来る。停滞している日本は厳しい」と話す。