【生物】「ニホンアシカ絶滅は日本のせい」は捏造…韓国の定説に慶尚毎日新聞が異議「乱獲し精力剤にしたのは韓国だ」[07/04]  2ch.net
元スレ http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1467599743/

韓国側には、「独島(竹島)のアシカを絶滅させたのは日本人だ」とする“歴史認識”が根強く、レリーフはその広告塔として利用するのが狙いだ。

ところが、その認識を覆す記事が6月13日、韓国の慶尚毎日新聞(ネット版)に掲載された。
同紙のチョウ・ヨンナム記者がさまざまな証言を集め、日本人が竹島のアシカを絶滅させたとする“定説”に異を唱えたのだ。

チョウ記者は、1950年代半ば、竹島に上陸していた独島義勇守備隊の複数の隊員から「当時、アシカは最小限700頭余りが生きていた」との証言を得ている。
これは1960年代も同様で、竹島に駐在した海洋警察隊員と漁民が「数百頭が棲息(せいそく)していた」と証言している。

1970年代初頭も変わりがなかった。工事のため竹島に渡った韓国・欝陵島の住民が「当時、数百頭が生きていた」と証言しているからだ。
1970年代の初めまで、竹島にはアシカが生存していたのである。

しかし、竹島問題と関連してアシカが論じられると状況が違ってくる。

島根県竹島問題研究会が2014年に刊行した『竹島問題100問100答』では、韓国の不法占拠時(1954年)には200〜500頭のアシカが竹島に生息していたが、
1970年代半ばを最後に目撃情報が途絶え、2010年に「韓国政府が絶滅宣言を行う」との報道がなされたことなどを指摘した。

これに対し、韓国の慶尚北道独島史料研究会は「韓国ではアシカの油は採取せず、皮も使わないので、独島のアシカを滅亡させたのは日本だ」と反論したのだ。

だが、この反論は事実と違う。チョウ記者は、竹島のアシカが絶滅した背景について、「アシカの『海狗腎(かいくじん)』(生殖器)と肉を得るためで、独島を警備していた隊員が(アシカを狙って)独島の東島頂上から機関砲を撃ち、射撃訓練をしていた」とした。

さらに、隊員の中には、「海狗腎を政府の高官や軍の上層部に上納していた」と証言する者もいたという。
また、竹島周辺では韓国によるイカ漁などの漁業が盛んになり、集魚灯近くにアシカが出現すると魚が逃げるため、漁師らが追い払ったという。

このように竹島に群棲していたアシカは、韓国側が乱獲したことに加え、漁師によって棲息地から追い出され、その繁殖地を失って絶滅した−というのが史実に近い。

アシカには、さまざまな用途があった。それを示しているのが、2012年8月19日付『中央日報』である。
同紙は、「独島守備隊が武器を調達する際、釜山のヤンキー市場に行き、アシカ1頭と引き換えに拳銃と小銃を取得した」と報じている。

チョウ記者によると、1960年代、警察署長の求めに応じ、欝陵島の金某氏がアシカ1頭を捕獲すると、お礼に「麦を2叺(かます)(1叺=76・5キロ)ももらった」という。
この警察署長が求めていたのはアシカの海狗腎で、朝鮮半島ではアシカの生殖器を滋養強壮剤としていたからである。

1976年8月、韓国・梨花女子大学の調査チームが竹島で調査した際に、アシカの生息が確認された。 その時、韓国内ではアシカの保護が叫ばれたが、実現しなかった。

ここでチョウ記者が伝えたかったのは、「竹島のアシカを絶滅させたのは日本だ」とする虚偽の歴史を捏造し、日本を非難すれば、国際社会から韓国は「嘘つき」の烙印を押されてしまう。