>>747
後、俺のある意味『本職』(ホントは数学の筈なんだがw)分野である科学史的側面から啓蒙主義を評価すると、むしろ逆、『普遍へ至ろうとする試み』であったって解釈も出来る。
啓蒙主義の影の主役は『ニュートン力学』だから。
ニュートン力学の歴史上類を見ない大成功を受け、『力学意外』にも力学的方法論を展開し、例えば化学や生物学、果てには心理学や法学、経済学に至るまで力学=機械論的世界観で統一的に捉えようとした、そんな流れもあった。
面白い例として、そういう試みの果てに生まれた超有名理論としては『フロイト理論』などがあるw
あれは、精神を力学の相互作用として捉えようとしてモデル化し、ああなったw
ともあれ、そういう流れ上で比較的成功したのは経済学とかもあったが、大半は破綻したかトンデモになっちゃっんだけどねw
哲学史に明るいなら、前期ウィトゲンシュタインからウィーン学団の結成、そしてその破綻なんて例も浮かぶかも知れんが。
それも、啓蒙主義から機械論、数理科学的モデル化という手法化による『哲学の普遍化』を目指した(が失敗した)と評価出来ると思う。