【ワシントン聯合ニュース】

訪米中の韓国の金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官は14日(現地時間)、ワシントンでムニューシン米財務長官と会談し、対北朝鮮政策での連携、米為替報告書、韓米自由貿易協定(FTA)改定に向けた交渉などについて意見交換した。

会談では、北朝鮮の相次ぐ挑発への懸念を共有するとともに、北朝鮮リスクに対する韓米間の連携体制を強化し、隙のない対応体制を維持することで一致した。

韓米FTAに関連しては、両国の経済協力が互いに役立っているとの認識を共有した。金氏は韓米FTA改定に向けた交渉が相互の利益均衡を確保する方向で進められなければならないと強調した。

米国が近く発表する予定の為替報告書も議題にあがった。金氏は、韓国が基本的に為替相場の変動を市場に任せており操作は行っていないため為替操作国に指定される理由がないことを説明した。

今回の会談で双方は韓米同盟関係を基盤とする緊密な経済・金融分野の協力関係を再確認し、今後も主要懸案を巡り頻繁に意思疎通を図り、連携を強化する方針で一致した。


2017/10/15 11:18
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