【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部が１７日に公表した世界貿易機関（ＷＴＯ）の輸出統計によると、韓国の１〜８月の輸出総額は前年同期比１６．４％増の３７５１億ドル（約４２兆円）で、増加率は輸出額上位１０カ国・地域のうち最も高かった。増加率２位のオランダ（１２．０％）、３位の日本（８．３％）を大きく引き離している。

一方、同期間の世界の輸出額ランキングで韓国は６位を維持した。輸出額１位は中国、次いで米国、ドイツ、日本、オランダの順。

韓国は８月の輸出額も前年同月比１７．３％の増加率を記録した。８月に２桁増となった国は韓国とオランダ、イタリア、ドイツの４カ国だった。

産業通商資源部は、先進国と開発途上国の景気回復や半導体などＩＴ（情報技術）市況の好調で輸出が増加したと分析。ただ、世界の保護貿易主義や操業日数の減少などでこの先は増加率が鈍ると見込んだ。

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