http://worldimg.kbs.co.kr/src/images/news/201710/171017092123_k41.jpg
http://dimg.donga.com/egc/CDB/JAPANESE/Article/15/08/20/13/1508201373944.jpg

三国時代である6世紀後半に製作されたものと推定される金銅三尊仏が、江原道(カンウォンド)襄陽郡(ヤンヤングン)から出土しました。

文化財庁が16日明らかにしました。

出土したのは三国時代のものとみられる「金銅菩薩三尊仏」で、江原道(カンウォンド)襄陽郡(ヤンヤングン)にある陳田寺址(チンジョンサジ)から出土したということです。

高さは8.7センチで、服のしわや台座の形から、6世紀につくられたものと推定されるということです。

三国時代の仏像が多くないうえ、出土地が明確で保存状態が良く、様式が洗練されていることなどから、国宝級と評価されています。

文化財庁は今後、精密調査を行い、仏像の持つ価値を判断するとしています。

http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=65453


三国時代である6世紀後半に製作されたものと推定される金銅三尊仏が、江原襄陽郡(カンウォン・ヤンヤングン)にある陳田寺址(チンジョンサジ)から出土した。

文化財庁は、江原襄陽郡とククガン考古学研究所が今年7月から、陳田寺址の3層石塔(国宝第122号)の周辺で行った発掘調査で、三国時代の金銅菩薩三尊仏の立像を発見したと、16日明らかにした。

この仏像は、光背(光を形象化した仏像の後ろ側の飾り物)の上部の一部と台座の役割をする蓮座台が少し欠けているが、保存状態は極めて良い方だ。

高さは8.7センチで、大人の手のひらサイズに過ぎないが、三国時代の仏像が多くない上、出土地が明確で保存状態が良いことから、国宝級と評価される。国立春川(チュンチョン)博物館が行った保存処理の過程で、青銅と思われたこの仏像の材質が金銅である事実が確認された。

本尊仏を中心に置いて左右に菩薩を配置する三尊仏だが、本尊仏に仏ではなく菩薩を配置した点が特徴である。中心に観音菩薩があり、両側には本尊仏を補佐する脇侍菩薩が刻まれている。観音菩薩と脇侍菩薩の間に穴が2つ空いていることもユニークな形式であり、このような事例は初めて発見されたと文化財庁は説明した。

文化財庁の関係者は、「3本に上った寶冠、『X』字型の服のしわ、化仏などから見て、三国時代に製作された洗練された様式の仏像とみられる」と話した。

http://japanese.donga.com/List/3/all/27/1096445/1