>>1

>太平洋戦争前の時点で海軍力は「米国と比べても遜色ない」ほどになったため


遜色ないどころか、

完全に日本の軍事力はアメリカを上回っていたな。
ただ、太平洋戦争で日本が負けた理由は、言われてるような「物量」の差ではない。

単に、「戦争観」が当時の日本とアメリカでは異なっていたからだ。
このことについては、もうこの2chで軍事通が繰り返し指摘しているが、

つまり、当時の日米間では、「戦争目的」が完全に異なっていた。
日本の戦争目的は、それまでの「日清」「日露」の両大戦を踏まえて、
「戦争とは、両国が国外の戦場でガップリと組んで戦い、それにより優勢な立場に立って、有利な条件を突き付けて停戦・講和に持ち込むもの」との認識であった。

ところが、アメリカは、第一次大戦の経験から
「戦争とは、両国の絶滅戦争である。一方が他方を滅ぼすまで続く」との認識だったのである。

言うならば、タイマンの喧嘩において、「適当に痛めつけて手打ちにすればいい」と思っている人間は、
「絶対に殺してやる!」と臨んだ人間に、どんなに腕力に自信があろうと必ず負ける。

本来なら、日本は、真珠湾奇襲に成功したアト、その地を占領して(南雲艦隊の参謀より、強い具申があったのである)
そのハワイの兵站と石油を利用して、一気にアメリカの西海岸を目指しておれば (当時の日本の連合艦隊にアメリカは太刀打ちできなかった)
建国以来、外国軍に自国へ侵入されたことのないアメリカは、総崩れになり、パニック下で日本に停戦を申し込んでいただろう。