レコードチャイナ 2017年10月18日 19時00分 (2017年10月18日 20時13分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171018/Recordchina_20171018058.html

2017年10月18日、米トランプ大統領の来月のアジア5カ国歴訪について具体的な日程が明らかになり、韓国では文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する声が高まっている。日本には11月5〜7日の2泊3日の滞在となるのに対し、韓国には7〜8日の1泊限りの訪問予定であることから、文政権の外交力の弱さが表れた「コリア・パッシング」ではないかと指摘されているのだ。

韓国の保守系野党・自由韓国党は17日、トランプ氏の訪日・訪韓日程に関し「過去、米国(首脳)がアジア歴訪において韓国と日本での滞在日程のバランスを取ってきた点をみるに、(今回の事態は)あってはならないこと」と指摘、「韓米同盟に関するこの間の懸念が現実となった」とする報道官論評を出した。

また、中道系野党・国民の党の安哲秀(アン・チョルス)代表は18日、「全世界の関心事である朝鮮半島問題の当事国である韓国には(日本より)短い滞在日程だ。あらゆる側面で良くない後遺症が予想される」と指摘、今回の韓国のように国賓を1泊2日で迎えるなど「品格のある国ではあり得ない」と糾弾した。

韓国では大手各紙も社説でこの問題を取り上げ、大統領府が「重要なのは滞在時間ではなく内容」「実際の滞在時間は韓国も日本もそれほど変わらない」などと釈明するまでになっている。

一般の国民はと言うと、ネット上では「どうでもいいことでけちをつけるなよ」「幼稚な言い掛かりだ」「じゃあ1週間、1カ月いてくれたらどうにかなるのか?」といったコメントが多数上がり、メディアの指摘を杞憂(きゆう)と受け流す意見が大勢を占めているようだ。また、「米国首脳の国賓訪問は25年ぶりだぞ」「国会での演説は韓国だけらしいじゃないか」と、文政権を評価する声もある。

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