【投稿】“人として生きるうえで大切なこと”/藤井多栄子

10月4日群馬県教育会館において、朝鮮女性と連帯する会の総会と朝鮮民主女性同盟群馬県本部共催で記念講演がおこなわれました。講演会のテーマは「在日コリアンの思い」と題して、朝鮮新報社の朴日粉記者が講演しました。

今年は、在日コリアン1世の方たちの思いを大切に守り続けてきた女性同盟の活動が、結成70周年の節目にあたります。

歴史を振り返ると、かつて日本は朝鮮侵略によって、朝鮮人から言葉や名前、文化までも奪いました。戦後、日本がおこなった強制連行や強制労働のために連れてこられた在日コリアンは、長い間、民族的権利獲得のために不屈にたたかい続けてきました。

総聯や女性同盟の支え、そして朝鮮民主主義人民共和国の支援も得て、朝鮮学校において民族教育をとり戻しました。在日朝鮮の子どもたちに、朝鮮人として誇りをもって生きていってほしいと願う気持ちを育んできました。

http://chosonsinbo.com/jp/2017/10/il-1264/