>>144
とはいえ高麗朝は仏教尊崇に篤かったけど、極端にド派手で金を掛ける法事や迷信地味た占いの結果毎に祈祷する事に官民共にかまけて
国の内政に影響を与えた挙句、軍事力の衰退まで招き高麗王朝体制の崩壊に至った。
李氏朝鮮が仏教を排撃し、まだ国家体制倫理(上位下達程度)の役には立つ儒教を導入したのは、この高麗朝での仏教に対する極端さの反省だったりする。
朱子学はすっかり朝鮮半島を官民共に痴呆の様にしたが、それでも国家体制は維持出来た。
李成桂は王朝が仏教やムーダンに肩入れする事を禁じたが、後宮では緩めていた。それが李氏朝鮮末期の閔妃の時に国難を払おうと、閔妃は一年間分の国家予算に相当する金を金剛山や祈祷師の布施に注ぎ込むバカをやらかした。当然国家財政に影響は出た。
そして閔妃自身は暗殺され、更に大韓帝国になって数年経ない内に日韓併合となった。
どうも、朝鮮半島と仏教は今一相性が悪い、というか仏教を信じても何か変な感じになる様だ。
もっともキリスト教すらウリスト教になるのだから、何を信じても信じた教え自体をダメにしてしまう才能があるのだろう。