【日本の死活問題 ― 国際法・国連・軍隊の真実】
色摩力夫(著) グッドブックス 2017/6

有事が想定される今、国防と法の現実を知っていないと、わが国の存亡を危うくする!

◎国際社会は戦争廃絶の試みを何度となく行なったが、すべて挫折。いまだ戦争違法化に向かっていない。

◎国連は軍事同盟の延長として成立し、国連憲章で日本は世界で唯一の“敵国”となっている。

◎自衛隊は警察の延長として成立し、行政組織として位置づけられた。安保法制は自衛隊が真正の軍隊でないことを露呈した。

◎中国・韓国が振りかざす歴史認識問題や慰安婦問題は、国際法を無視したルール違反。   ←←←←←←←←←←

◎日本はドイツと違い,敗戦時も政府が健在で、国家として降伏手続き(契約)ができた。

◎真珠湾攻撃(奇襲攻撃)は国際法違反ではなかった。不当な汚名を甘受するいわれはない。

◎日本の周辺危機に国連はまったく対応できない。それは国連の構造から来ている。

◎憲法9条1項は多くの国が不戦条約をもとに憲法に盛り込んだありきたりの条項だが、2項は、主権を自ら放棄するものである。

など、戦時国際法の第一人者による国防と法を考える47の視点。