11月2日よりトランプ大統領の長女であるイバンカ大統領補佐官が来日していた。報道でも大きく取り上げられているが、イバンカ女史がブルーリボンバッチを着用してくれたことに言及したメディアはなかったように思う。
ネットでは有名な話だが、イバンカ女史は訪韓をキャンセルしている。だが、7日にはトランプ大統領の訪韓が決定しており、韓国の国会で演説を行う予定だ。この部分は、我が国としても強く注目すべきである。

韓国はイバンカ女史の動きを非常に気にしている。
そして、それは当然なことだ。米国と北朝鮮が戦端を開けば、韓国は凄まじい被害をうけるだろう。先進国としては滅びると言っても過言ではない。ゆえに、韓国がトランプ大統領の動向を気にするのは当然で、同じくイバンカ女史が訪韓キャンセルしたことを気にするのも当然だ。

我が国が、トランプ大統領の韓国での演説を気にするべきなのは、同じ理由。韓国のみならず、我が国にも大きな損害が出る危険性があり、注目すべきだろう。国連でも発言同様、またはそれ以上の発言を行う可能性が高い。実際に「撃つ・撃たない」は関係なく、北朝鮮に最も近い韓国の国会で、「匂わせる」だけでも大きな牽制になる。

北朝鮮の問題を論じるにあたって、我が国の政治が最優先とすべきは拉致問題である。トランプ大統領と拉致被害者家族の面会も決定しているが、イバンカ大統領補佐官がブルーリボンバッチを着用してくだったことは、大きなプラスとなるだろう。

これを報道しない、我が国のメディアは異常だ。


2017年11月4日
https://samurai20.jp/2017/11/ivanka/