安倍が気にするのはイヴァンカより慰安婦でなければ

≪中略≫

お金よりも誠意というが、誠意があってこそお金も使うことになる。 2015年に安倍政権は朴槿恵政権との合意で韓国人慰安婦被害の解決のために、10億円を出すと述べた。ところがイヴァンカのために、あるいは女性起業家たちのために57億円を出すと約束した。

10億円は、57億円の17.5%である。イヴァンカや女性起業家たちに与えることができる誠意の17.5%だけが、慰安婦問題に与えることができる安倍の限界なのか。

安倍が出すという57億円は本質的にはイヴァンカに与えるお金だが、形式的には女性起業家たちに与えるお金である。女性起業家のための支援自体は望ましい。

しかし、日本は女性に対する国家犯罪慰安婦問題で国際的な非難を浴びている。すなわち優先的に誠意を示さなければならない分野は、女性起業家の問題ではなく慰安婦問題だ。それでもそうしないのは、安倍が慰安婦問題に関心がないことを意味するものである。

正確に言えば、安倍は毛頭関心がない。昨年10月には、安倍は衆院予算委員会に出席した席で、「慰安婦被害者に謝罪の手紙を送る意向があるのか?」という質問に対して、「毛頭考えていない」ときっぱり言い切った。

http://ojsfile.ohmynews.com/STD_IMG_FILE/2017/1106/IE002240795_STD.jpg
1944年、ミャンマーで米軍の尋問を受ける慰安婦被害者たち

ソース:ohmynews 17.11.06 09:11(韓国語)
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/ss_pg.aspx?CNTN_CD=A0002374319&;PAGE_CD=N0002&CMPT_CD=M0142

続きます