アメリカのトランプ大統領の韓国訪問を控えて、韓国軍は北韓の挑発に備えています。
北韓は9月15日に平壌の順安空港から中距離弾道ミサイル「火星12型」を発射して以来、50日余りにわたって挑発を控えていますが、トランプ大統領の韓国訪問期間中に挑発に出る可能性も排除できない状況です。

韓国国防部の報道官は6日の記者会見で、北韓軍の動きについて、「今のところ通常の活動だけが観測されているが、韓国軍はアメリカ軍と連携し、すべての挑発の可能性に備えている」と語りました。

一方、トランプ大統領のアジア歴訪が始まると、北韓のメディアは核問題についての立場に変化がないことを相次いで強調しています。
労働党機関紙「労働新聞」は6日付で、「アメリカは北韓の変化を望むべきではない」としたうえで、「われわれは自らの偉業と正当性を確信する」と主張しました。
また、朝鮮中央通信は4日の論評で、アメリカに対して、「われわれと非核化のための協議を進めることは考えない方がいい」と強調しました。


2017-11-06 15:12:51 KBS WORLD
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