社説

北朝鮮めぐる日米首脳会談 試される非核化の構想力

安倍晋三首相と初来日したトランプ米大統領が迎賓館で会談し、北朝鮮の核・ミサイル問題や日米経済問題などを協議した。

北朝鮮問題で両首脳は「北朝鮮の政策を変更させるため圧力を最大限まで高めていく」ことで一致した。

経済では「貿易投資を活性化し、エネルギーやインフラなどで協力を強化していく」ことを確認した。

両首脳の会談はこの9カ月半で5回目だ。電話協議は16回に及ぶ。日米首脳がこれほど緊密に連携した例はかつてない。

安倍首相が共同記者会見で「首脳同士がここまで濃密に深い絆で結ばれた1年はなかった」と振り返ると、トランプ氏も同意した。

幅広い課題を率直に議論できる日米関係の現状は評価されよう。

ソース:毎日新聞 2017年11月7日
http://mainichi.jp/articles/20171107/ddm/005/070/118000c

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