■領土問題の世界的権威、半月城教授の最新見解
【報告】 池内敏「竹島の活用実態と領有権」、『朝鮮史研究会会報』209号
 2月、島根県が「明治30年代の竹島漁業関係資料の発見」を発表し、産経新聞が「日本の領有権の確立過程を説明
する補強材料」と報道した。新発見資料とは、隠岐の八幡才太郎が子孫のために1977年に書き残した履歴書という。
島根県は「新発見資料」を高く評価しようとするが、内容の一部は歴史的事実を転倒させており、到底成り立たない。
 竹島の活用は鬱陵島を離れては十分に展開しえなかったという特性は、二〇世紀になっても継続的かつ支配的だった。
つまり竹島の活用は、現在明らかに韓国領である鬱陵島と現在明らかに日本領である隠岐諸島に挟まれるなかで、その
二つの大きな島(島々)を結ぶ動線上で活用されるところに歴史的特性があった。その点に留意するならば、竹島を、
歴史的に培われてきた動線上のいずれか一方にのみ引き裂くことの不適切さに思い至るのである。

(PW必要)http://www.kr-jp.net/member/ronbun_cl/ikeuchi/ike-1709chosensi.pdf

半月城教授GJ! 半月城教授GJ!  半月城教授GJ!
ネトウヨ完全敗北! ネトウヨ完全敗北! ネトウヨ完全敗北!
歴史マニア完全敗北! 歴史マニア完全敗北! 歴史マニア完全敗北!