産経ニュース2017.11.12 19:24更新
http://www.sankei.com/world/news/171112/wor1711120032-n1.html

韓国外務省は12日、趙顕第2次官が12〜14日の日程で日本を訪問し、滞在中に杉山晋輔外務事務次官と協議すると明らかにした。同省によると、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に訪日した韓国政府当局者の中では、趙氏が最高位となる。

 杉山氏と趙氏の協議では、日本が年内開催を目指す日中韓首脳会談などについて話し合う見通し。韓国大統領府が7日の米韓首脳夕食会に、元従軍慰安婦を招待するなどしたことに日本政府が抗議の意を伝えた件についても、意見交換する可能性がある。

 韓国メディアによると、趙氏は日本の財界関係者とも面談。韓国で若者の失業率が高い一方、日本では労働力不足が指摘されていることから、韓国側は韓国人の日本での就職を促し、雇用問題を改善させたい考え。