【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の朴銀夏(パク・ウンハ)公共外交大使は10日、フランス・パリで国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ新事務局長と会談し、「世界の記憶(世界記憶遺産)」と世界遺産制度の運営について協力を要請した。外交部が13日、明らかにした。

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朴銀夏・公共外交大使(資料写真)=(聯合ニュース)

韓国や日本など9カ国・地域の市民団体が推進した旧日本軍の慰安婦関連資料の世界記憶遺産登録が日本の働きかけにより見送られたことを踏まえたものとみられる。日本はユネスコに分担金の支払い停止をちらつかせたとされる。

 また朴大使は、日本が国際社会と約束した通り、2015年に世界文化遺産に登録された明治日本の産業革命遺産で朝鮮半島出身者らの強制労働があった事実を誠実に説明するよう、ユネスコが適切な影響力を行使するよう促したとみられる。

 アズレ事務局長はユネスコの教育支援事業の最も成功したモデルといえる韓国が過去に受けた支援を国際社会に還元していることを評価し、韓国との継続的な協力発展に期待を示したという。


2017-11-13 17:12 聯合ニュース
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