2017年11月14日、捜狐体育によると、来年2月に開かれる平昌冬季五輪まで約3カ月となり、観戦チケット販売の低調ぶりに注目が集まっている。

韓国オリンピック委員会によると、平昌五輪のチケットはまだ40%しか売れていない。このため、フィギュアスケート女子の金メダリストで大会の広報大使を務めるキム・ヨナさんがPRに奮闘。開催時期が春節(旧正月)連休になる中国人観光客に向け「平昌へ五輪を見に来て」と呼びかける事態となっている。

韓国ではスピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケートの人気が高く、それ以外の種目のチケットは半分以上が残っている。韓国国民の五輪に対する関心も低く、最終的には無料でチケットをプレゼントしたり、小中学生や軍人を動員して会場の空席を埋める作戦に出る可能性もあるという。

さらに、韓国の旅行業界関係者は、中国へ出張して五輪をアピール。五輪会場周辺の観光スポットを紹介しつつ、「春節休暇は韓国へ。ついでに五輪のチケットも買ってほしい」と「熱烈歓迎」ぶりを見せている。


2017年11月15日(水) 9時40分
http://www.recordchina.co.jp/b216729-s0-c50.html