下関市の下関韓国教育院は16日、
市内で韓国語教育に取り組む高校と中高一貫校計5校の代表者らとの懇談会を開き、
韓国語教育の普及に向けて連携することを確認した。

懇談会は下関市丸山町の料理店「日和庵」で開いた。
韓国語を教育課程の一つとしている下関商高、響高、下関国際高、
梅光学院高、下関中等教育学校の校長や教員ら約15人が出席。

それぞれ取り組みを紹介し、韓国語を学ぶ生徒が増加傾向にあることや、
好きな韓国文化を通じて言語に親しむケースが多いことを報告した。
今後の方向性として、日韓両国の文化の理解を深めることが大切などといった意見もあった。

朴煕負@長は
「今年は『朝鮮通信使』が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された記念の年。
 両国がより信頼し合える仲になるよう、韓国語教育を一層活性化したい」と述べた。

同教育院は韓国政府の在外機関で、県内の在日韓国人や日本人らに韓国語や文化を教えている。
懇談会は昨年秋に続き2回目で、市教委の波佐間清教育長や梅光学院大の教員らも参加した。

以下ソース:山口新聞 2017年11月17日(金)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2017/1117/4p.html