積弊清算の終着点となった李明博元大統領

当時の安保・経済トップはすべて収監

李明博(MB)元大統領は現在、積弊捜査のターゲットだ。今月11日、MB政権の時に国防部長官を務めた金ェ鎭前青瓦台国家安保室長が拘束され、17日にはMB政権の経済のコントロールタワーだった姜萬洙元企画財政部長官が高等裁判所から1審刑(懲役4年)より重い懲役5年2カ月の実刑を受けた。MBの最側近だった元世勲元国家情報院長もネットへの書き込み捏造事件で懲役4年を宣告され収監された。MBの安保・経済ラインのトップは、すべて監獄生活を送っている。さまざまな状況をかんがみ、検察によるMB捜査が迫っているという観測が支配的だ。(ソウル=李民晧)

「批判のブーメラン受けた」 拘束は避けられないとの声も

「拘束は避けられないでしょう。現在、証拠収集も最終段階に入っています」

野党の裁判官出身の有力者はMBの拘束を確信している口調だった。MBが現政権の積弊清算の第一のターゲットであり、終着点であるというのは、公然の秘密だ。文在寅政権が積弊清算を国政課題1号として打ち出したときには、すでに「その終わりはMB」という噂は広まっていた。

検察の捜査も仕上げの方向に向かう姿勢だ。検察から流れてくる話は、MB召喚が迫っていることを示している。参考人として呼ぶか被疑者として呼ぶかだが、後者の確率が高いとの説が有力だ。

ソース:統一日報 2017年11月22日 00:00
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=83855&;thread=01r01
李明博元大統領は12日、仁川空港で「積弊清算」に対する立場を明らかにした後、バーレーンを訪問するために出国した。(写真=連合ニュース)
http://news.onekoreanews.net/wys2/file_attach/2017/11/21/1511238173-46.jpg

続きます