「影の実力者」チェ・スンシル氏(61)が裁判を受けていた途中、突然法廷で大きく泣いて騒ぎを起こす事態が発生した。
裁判所はチェ氏の健康状態を懸念し、この日の裁判を中止した。(中略)

被告席から立ち上がろうとしたチェ氏は突然再び座り込んで大きく泣き出した。
チェ氏が法廷でやかましくするのは、9月に娘のチョン・ユラ氏(21)の証言が
自身の裁判で有罪の証拠として提出されて感情が激しくなった時以来で、今回が二回目だ。

突然発生した事態を受け、弁護人と法廷警備らがチェ氏の状態を確認するために近づいた。
周囲がなだめたが、チェ氏の泣き声はさらに大きくなった。チェ氏は
「耐えられない、殺してください」「早く死刑にしてください、私はもう生きたくない」と叫んで嗚咽した。

チェ氏の弁護人が「少しだけ我慢してほしい」となだめると、すぐに「生きたくない、生きたくない」と叫んだ。
彼女は机をげんこつで打ち下ろして「とてもくやしくて生きられないという話です、くやしいです」として激しく泣き叫んだ。

以後チェ氏は足をバタバタさせ、上体を机に音がするようにぶつけながら大きく泣いた。
引き続き「とても胸が苦しくて生きられない、これ以上生きたくない」と大声を張り上げた。

裁判所の要請で法廷に車椅子が登場して女性法廷警備が座らせようとしたが、チェさんは床に座りながら「行けない」と述べた。
しかし弁護士の説得で車椅子に移り、午後3時32分ごろ退廷した。裁判所が延期を宣言して7分後だ。

http://news.nate.com/view/20171124n26703?mid=n1006