慰安婦合意:安倍氏「1ミリも動かず」、日本メディアも激高(抜粋)

 数十年にわたり第一線で活躍した韓国のある外交官は「予想はしていたが、
慰安婦TFの検証結果が発表された後、日本が予想以上に強く反発しており、
今後が心配される」と述べた。安倍首相が平昌五輪への出席について返答を
保留しているのは(日本の反発の中で)最も弱いものだ。ある外交筋は「今後、
日本が国際外交の舞台で、米国の耳元で『韓国は安全保障よりも歴史を重要視
する国で、約束も破る国』『中国に傾倒する国』と訴え続けることの方が
大きな問題だ。そうなれば韓国は本当に苦しむことになる」と指摘した。
 日本の外務省は「慰安婦合意なしには日韓関係もない」と反発した。神戸大
の木村幹教授は「非公開の合意事項まで公開したこと自体、韓国の信頼度を
自ら低下させる行動だ」として「韓国政府は慎重に対応すると思うが、慰安婦
合意の再交渉を要求したり合意を破棄したりすれば、日本は今後、慰安婦だけ
でなく北朝鮮核問題への共同対応、中国問題、経済問題などでも韓国とは
協力しないだろう」と指摘した。日本があからさまな「コリア・パッシング
(韓国外し)」に乗り出すことで、韓国の外交的孤立が深まるというわけだ。

 日本メディアは19日の韓日外相会談で、康京和外交部長官が「韓国の国民は
慰安婦合意に納得していない」と述べた際、河野太郎外相が「国民を納得させる
のはそちら(韓国政府)の仕事」と冷ややかに答えたと報じた。康長官は
会談で、韓日通貨スワップの再開に向けた韓日ハイレベル経済協議の再開と
安倍首相の平昌五輪訪問を要請したが、日本側は両方とも拒絶した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/28/2017122802893.html