0030<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
2018/01/10(水) 07:34:09.20ID:TilEwlRF奥山真司訳『中国4.0 暴発する中華帝国』で
指摘されている
「日本の問題の9割は中国
すなわち中国の問題はアメリカの問題」
という部分を
あんまり日本人はピンと
来てない部分が見られる
経済問題も軍事問題も
資源問題も環境問題もすべて、
21世紀の日本の問題の9割は中国にある
「9割」とは多すぎると感じる奴はいるかもしれんが
中国問題は即、アメリカ問題である
ルトワックの指摘でいうと、
日本は独自解決力をもたない国であり、
ミドルパワーであって、大国ではない
そのため、日本を挟む「大国」が中国とアメリカである以上、
日本はアメリカと組むしかない
中国一国で問題が解消せず、
米国の協力ではじめてこの問題が解ける
しかしやっかいなことに、米国には、自由な選択権がある
そのため日本にとって致命的に重要なのは、
米国をいかに巻き込んで中国問題を解消していくかない
そこが決まれば、他の周辺国、
たとえば韓国などもそれに従うしかない
ルトワックは東アジアの状況をこのようにシンプルに捉え、
誰もがわかりやすく理解できる構図にして見せてくれている
それなのに日本の報道では、「アジア諸国の反発」だとか、
「国連を中心とした平和主義」だとか、「米国一辺倒外交をやめよう」とか、
まったく戦略思考のかけらもない凡庸な報道が繰り返されている
この板でも中国の人間だと吹聴している奴は
そういうところを思考できてるんかね?