韓国人はほとんど本を読まないらしい。まあひらがなだけの本など読めたものではない。韓国の大学では、専門課程ではほとんど英語のテキストが使われるという。
韓国国内に学問上の蓄積がないということが、最大の原因だろう。しかし問題はそれだけではなく、ハングルでは専門用語が理解できないらしい。
初見の専門用語がまったく理解できないらしい。漢字や英語であれば初見でもある程度、意味の類推ができる。しかしハングルではそれがほとんどできない。ハングルの弱点は同音異義語だ。
単語の意味は文脈なしには理解不能だ。ところが専門書ではそれができにくい。
韓国人は自分たちの祖先が数十年前に書いた本すら読むことができない。日本人なら中学生レベルでも千数百年前にわれわれの祖先が書いた書物を何割かは理解できる。しかし韓国人は20世紀に書かれた『朝鮮王朝実録』のようなものですら、
ほとんど100%理解できない。100%漢字で書かれているためだ。
中国で『東洋史』というと、それは『日本史』だけのことを指すらしい。そして朝鮮半島の歴史は『中国史』なのだそうだ。(宮脇淳子氏)韓国が漢字を排除し、ハングル一本化をはかった背景には、
中国に飲み込まれたくないということもあった。しかしねえ。
そうはいっても、韓国が独自性を発揮しているものといえば、ハングル、キムチ、ユズ茶、病身舞くらいしか思い浮かばない。ハングルを大事にしてもらいたいものだ。(笑) 「小学校の漢字教育を正規科目に」