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「在日朝鮮人の渡来および引揚げに関する経緯、とくに、戦時中の徴用労務者について」
(記事資料 昭和34年7月11日:昭和35年2月外務省発表集第10号より抜粋)というもので、
昭和34年に外務省が作成し、発表したものです。

3、すなわち現在登録されている在日朝鮮人の総数は約61万であるが、最近、関係省の当局において、
外国人登録票について、いちいち渡来の事情を調査した結果、
右のうち戦時中に徴用労務者としてきたものは245人にすぎないことが明らかとなつた。

そして、前述のとおり、終戦後、日本政府としては帰国を希望する朝鮮人には常時帰国の途を開き、
現に帰国した者が多数ある次第であつて、現在日本に居住している者は、
前記245人を含みみな自分の自由意志によつて日本に留まつた者また日本生れのものである。
したがつて現在日本政府が本人の意志に反して日本に留めているような朝鮮人は犯罪者を除き1名もない。