イケイケどんどんで、様々なスポーツ大会を招致してきました」

2015/02/16(月) その最たるものが、昨年の仁川アジア大会だった。同大会の運営は散々で、会場設備のハード面から、
誤審だらけ、観客のマナーの悪さなどのソフト面まで、批判だらけだった。
「近代スポーツ大会の主催国になる資格のないことを露呈させて終わったわけです。残ったものは、
建設費用の回収さえ見込めない利便性無視のスタジアムと莫大な自治体の借金です」と但馬氏。
F1レースも悲惨なことになっている。全羅南道・霊岩(ヨンアン)に莫大な資金を投入しサーキットを造ったが、
これも累積赤字が200億円を超え、昨年、今年と韓国GPは不開催。
韓国GPは、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)から多額の違約金を請求される可能性がある。
但馬氏は「韓国GP組織委員会が解散することになりました。解散の本当の理由はFOMに支払う100億円ともいわれる
違約金を回避するため。企業でいえば、計画倒産のようなもの。いざとなったら踏み倒しというやり方はまさに韓国スタイルで、
過去、WRC(世界ラリー選手権)でも同様の違約金無視がありました」と語る。
イケイケで招致した平昌冬季五輪の問題も無責任体質そのものの産物なのだろう。
「そもそも韓国人は、純粋にゲームを楽しむというより、スポーツ大会を国威発揚の場としてのみ認識しているフシがあります。
2002年のサッカーW杯では自国チーム以外の試合ではスタジアムは閑古鳥が鳴いていました。
フィギュアスケートの国民的アイドル、キム・ヨナが引退した後の平昌五輪に、国民の関心が集まるかは疑問です」
自国民からも「開催は無理」との声が出ている平昌の冬季五輪。一体どうなることやら…。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/366541/