長年、朝鮮半島の歴史や政治を研究してきた筑波大学大学院教授の古田博司氏は「韓国に対しては
『助けない、教えない、関わらない』を『非韓三原則』にして日本への甘えを断ち切ることが肝要」と説く。

助けても教えても恩を仇で返すのが彼の国の性格で、関わらないのが日本のためになるという。
中国、北朝鮮に対してもほぼ同様に接するのが賢明だと主張する。

「『それでは日本はアジアで孤立する』などと恐れることはない。日本は多くのアジア諸国から支持されている。
孤立しているのは東洋的専制国家の東アジア3カ国の方だ。
ただ、韓国と手を切る戦略について日本の最大の同盟国である米国を納得させることが肝要だ」
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井本 2018年冬の平昌(ピョンチャン)オリンピックも経済面、運営面で準備不足と言われ、日本の支援を求めてくるとも予想されています。

古田 助けてはなりません。支援してもオリンピックが円滑に運ばないと、日本のせいにされるのが落ちで、少しも日本のプラスになりません。
2002年のサッカー・ワールドカップの日韓共催でも、いろいろ苦い思いをさせられたではありませんか。

井本 慰安婦問題で朴槿恵(パク・クネ)大統領は「日本が誠意を見せなければ首脳会談はできない」と言い続けていますが。

古田 これこそ日本は日韓基本条約で解決した問題だとする従来の毅然とした態度を貫くべきです。
どんなに譲歩しても必ず、まだ誠意が足りないと言ってきます。
今の韓国は反日が国是で、日本に謝罪を続けさせることが、自らの政権維持につながるからです。
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