https://img.kaikai.ch/thumb_l/30739/1
水木しげる氏の村に住んでいた朝鮮人たちは、正規の職業につけないため「働き者ではあったが常に貧乏し、そのうえ日本人にバカにされていた」。
水木しげる氏の近所にいた朝鮮人は仕立屋として懸命に働いていたが、戦時中、「洋服生地のヤミ取引をした」として警察に引っぱられたまま帰って来ず、残された妻は四人の子供を育てるため、働き始めたが食べていけるだけの賃金は与えられなかったのだろう。
その結果、妻が働いている間に借金取りが家の畳まで持っていき、子供は下の子から順番に死んでいったという。