日本人が「井のなかの蛙」に甘んじる理由は、安逸に流れている以上に深刻な怯懦があるゆえだ。

中国人は通常、「井戸の外」の景色を見ることを好み、
外に出ていこうと考えて、世界に対して純粋な好奇心を持っているのだが、

日本人はこうした純粋さや勇敢さや「ものごとをもっと知りたい」
という冒険心をまったく失っていて、

自分たちの世界の狭さを感じるときがあっても
「まあ仕方ないや」と自分を慰めるだけで終わる。