>>368
いや、何だかんだ理屈こねても、結局憲法は『国民の権利を国家に委任する契約』なんだよ。
本来自分のもんである権力を、他人へ委託したらその契約はどうなるか?
当然、『その権力を取り扱う範囲、制限』に関する言及になる。
そりゃそうだろ。
代理人が勝手に委任された権限を濫用し始めちゃったら困るに決まってる。
だから、『権力を制限』って視点は別に間違ってない。
ただ、『授権的』な視点ってのもあるって、そこが抜け落ちてるだけ。
国民が国家を信頼する限りにおいて、憲法で取り決められた範囲ならある程度裁量を認めるって。
ただ、これも裏返せば『憲法で許可される範囲』という縛りがあることなので、根本は同じとも言える。
この場合は、『縛る』というより『静観、監視』って具合にニュアンスが変わるんだけど。